トーマの休日 ~Toman Holiday~

映画&音楽を中心に

世紀末のギター侍……【Six-String Samurai】

 

 

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ボロボロの傘、刀を装備したギター、黒縁メガネ、黒スーツ……彼の名は?

 

 

荒唐無稽な映画を紹介する荒唐無稽なブログ こと「トーマの休日」。丁度20年前に、こんな摩訶不思議な世紀末が待っていた。

偉大なるどんな名作映画もB級映画・カルト映画もさらに下に属するC級…Z級フィルムも作品自体の出来を抜きにしてみれば、好きか嫌いかの個人の好みに委ねられるような気がする。これが今の私の映画に対する気持ちである。名作だよ!ともてはやされているような作品でもいまいち私のツボに入らなかったり、観ない方が良いよ!と散々に言われるような駄作を観てみれば、意外とその評価に対し疑問が生じるようなことがあったりする。前者の場合は、また数年後に観てみたら好きになるパターンが多い。一方後者の場合、むしろ私がドハマりすることも多々ある。

 

(芸名パクっているって…言うじゃな~い。アンタそれ、映画の方が古いですから!)

 

Six-String Samurai (邦題:シックス・ストリング・サムライ…ギターは6弦だからね)…この映画は間違いなく前説で示した後者パターンにあたるような名カルト映画だ。今年1年が良い年になるように願いを込めて、この作品を映画初めに選んだのだ。始めに結論を出すが、私は大好きだ。そして映画初めにこれをもってきて良かった。

和訳したら文字通り「ギター侍」。あぁ、こんな芸人いたなぁときっと思うだろう。だが本映画では敵をズバズバを斬っていく。これぞ、"世紀末斬り"

 

 

あらすじは至って簡単。マッドマックスのような荒れ果てた核戦争後の世界が舞台で、バディホリー似の主人公が次のエルビスになるべく並み居る敵を倒しながら、両親をなくした少年と共に失われた理想郷="ロスベガス(Lost-Vegas)"を目指す。旅の途中でロシア人のロックンロールバンド、フリーク、風車人間、人間を食おうとする狂った家族、ソ連軍などに出会いが、その物凄い剣術(思わず笑ってしまう)で次々とあらゆる強敵たちを斬っていく。そして、デスメタルで世界征服を企む悪魔バンドと戦うことになる。もうお気づきであると思うが、主役を演じているのは勿論 波田陽区ではない。

後ろから敵が追ってきても少年が運転している車の上で主人公がギターを弾き始めたり、主人公たちを待ち構えるソ連軍が皆核戦争の後銃弾を切らしたため接近戦しかできなかったり(ただし、主人公との戦闘中"何故か"爆発が連発で起きる)と、B級映画ならではの笑いが沢山詰まっている。

 

 

 

映画本編以外にもボーナス特典は見物である。監督や主演のジェフリーファルコン氏は映画のDVD化を記念しコメントを残していてその全容をDVDで読めるのだ。撮影は予想以上に困難を極めたこと、日本の時代劇を好み 特に「子連れ狼」を意識して演技したことなどなど興味深いことが盛り沢山。なるほど、こブログ記事のポスターに子連れ狼の文字があることに合点がつく。因みにこの映画を基にした漫画もあり、何故か分からないが全ページをDVDで読むことができる。早速、TSUTAYAでDVDを借りて観るしかないですから~!ざあんね~ん!