トーマの休日 ~Toman Holiday~

映画&音楽を中心に

2017年音楽の旅

 

 

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(大袈裟。)

 

 

 

 

レコ大やグラミーといった音楽賞レースの候補やノミネートが決まり、流行語大賞も「忖度」と「インスタ映え」に決まり、確かに流行った言葉だなぁと実感する12月。どうも皆様、お久し振りで御座います。記事の更新が遅れ、あんなことやこんなことも書きたかったのだが、後回しにしようとしたら年末に(しかも、その空白期間に、あの大事件)。いっそここで年末特大号としてまとめて全部書いてみようと思い、これが2017年ラスト記事になる(だろう?)ことを決めた。

昨年は数少ない私が聴いたアルバムたちから、これまた数少ない6枚を選んで紹介してみた。今見ると、私の力不足を感じるし無理して今年のアルバムを選ぶなんてとも思う。以降全然聴いていないアルバムもある。それに過去の膨大な音楽を聴くことも引き続き続けたいとも思っている(例えば、今年初めて細野晴臣氏を意識するようになって「はらいそ」を聴いてみた。私の大好きな名盤になる)
毎年多くの音楽マニアがその年のアルバムを選んで紹介するのが恒例だ。しかし、上記のような状況なので今年のこのブログでは、アルバム単位ではなく、曲単位で2017年を振り返ってみようと思う。その方がこのサイトに入ってきた様々な閲覧者に、音楽の魅力を即時に伝えられると考えたのだ。
それでは、あんな曲やこんな曲、名唱や珍曲もござりの2017年音楽振り返りブログ、行ってみよう。

※なお紹介する曲は、曲名 歌手 (発表日付)という順番で表記し、曲同士の順位付けは行わなかった。

 

 

 

 

 

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MIYACHI BAD & ブジ (1/24)

今年の私の課題はトラップミュージックを解読することにあった。1月のときはいまいちそのジャンルの特徴が分からなかったが、今は何となく分かってきたかな。ロックにおけるパンクのような位置付け、つまりHip Hopのサブジャンルの一つだと考えているが、果たしてどうだろうか。

昨年末から今年上半期にかけて、MigosBad And Boujee旋風が巻き起こった。この曲も私の今年お気に入りの一つなのだが。今回紹介するのは変化球。ミーゴス波に乗って1月に発表されたMIYACHI氏による本歌取り。この人、1番ヴァースにもある通りフィラデルフィアに住んでいるようで、日系アメリカ人として活動しているようだ。この曲は彼のアイデンティティを逆手に取って、日本語と英語でラップしている。ヒップホップ軸でのカバーの好例であろう。

ところで、冒頭でポッキーの箱を耳に当てているのは何故だ

 

 

 

 

youtu.be流動体について 小沢健二 (2/22)

Life is coming backと歌ったのはもう20年も前か。今年「復活」という二文字が似合ったのはこの王子様に間違いない。Mステ出演、フジロック出演、セカオワとの共演、映画主題歌抜擢、この1年ずっと話題を呼んだ。その1年を象徴する佳曲。私も大好きなアルバム"Life"のような往年の、生演奏で奏でる邦楽とソウルミュージックの掛け合わせだ。こんなことを書くとやはり"星野源小沢健二の再来だ"と言われても仕方ない。きっと源ちゃんはこの方を参考にしただろうし、その小沢氏はこの音楽的な流れに乗っかっていこうと思ったに違いない。何はともあれ、新しいアルバムを期待しています。

 

 

 

 

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インフルエンサー 乃木坂46 (3/22)

年末猛威をふるうインフルエンザではなくインフルエンサー(影響を与える者)今日本を代表するアイドルグループとなった乃木坂46、によるスパニッシュダンサー。ラテン歌謡という、アイドルだったら必ずは通るだろうと思う(東京女子流だったらNever EverAKB48だったらフライングゲット中森明菜ならミ・アモーレ、田原俊彦はごめんよ涙…等々)音楽路線を鮮やかに更新した名曲。踊りの難易度もさながら、「ブンブン」と口ずさめるキャッチーなスキャット、君と僕を大袈裟に壮大に比喩した歌詞も含め、上半期最高のアイドルソングだ。

なおバナナマン日村さんも踊りさらに話題を集めたのは言うまでもない。(ついでに調べてみたら、AKBのフラゲと乃木坂のインフルは作曲者が一緒だった)

 

 

 

 

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・ラビリンス MONDO GROSSO (4/22)
モンドグロッソという読みなのかという程、無知・勉強不足なのだが、この曲は本当に美しい。フィーチャリングボーカルとして満島ひかりが歌っている。そもそも彼女も愛のむきだしの演技が光る女優業の前に、Folder 5 (前身グループ=Folderは、三浦大知もいた。関ジャムでお世話になっている)として歌っているし天は二物も三物も与えているのだ。無機質なクラブ・ダンスミュージックに乗せて、生き生きとした歌を歌う。美しくて、たまらない。

 

 

 

 

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・湘南ビタースイート KOWICHI (5/24)

 MV冒頭の"YASUHIRO"も気になるがこの夏メロウの方も、気持ちが良い…。川崎出身のラッパーによる、最新EP "REP MY CITY pt.3"の冒頭曲。まさに甘くてほろ苦い夏の出来事、青春の1ページをとらえた爽快ナンバー。サウンドもカッコいいし、真似したくなるが特筆すべきは歌詞。強がっているけど、女々しいその詞にちょっぴり笑ってしまったのは私だけか。ビキニ女子だらけのMVも楽しいけど切ない。

 

 

 

 

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water lily ~睡蓮~ 東京女子流 (7/5)

以前アイドル×サマーソング特集で紹介したがまたまた再掲載。女子流、"会心の一曲"。また、10月には最新曲ベスト盤&再録ベスト盤も出たそうだ。再録曲はバックのオケが新しいアレンジを期待していたが、そのままで歌声だけ差し替えてある。上手くなったなぁと親の気持ちがわかる。

 

 

 

 

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TOKYOチューインガム ライムベリー (7/12)

SUPERMCZTOKYOIDOL ILLMATICなどのザ・アイドル然とした輝くキラーチューンを放ち、その後の2MC時代の過渡期を味わった女性アイドルラップユニット=RHYMEBERRY。昨年までは彼女たちの迷っているのが音楽にも反映されていて、正直聴き込めなかった。あんまりハマらなかったのだ。ところが、今年いきなりメンバー追加、さらにこの曲が誕生し話題になった(と思っている。)一気にライムベリーに夢中になったし、何より彼女らが楽しいそうにビートにノっている。それが伝わる特大ホームラン曲となった。
現在メンバーだったMISAKIはアイドルを目指して脱退、ラストアイドルに挑戦しているようだ。そんな転機も今年中にあったが、MC MIRIがグループを引っ張り新アルバムも発売、グングンと成長中だ。

 

 

 

タイムマシーンにのって

タイムマシーンにのって

  • PUNPEE
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 ・タイムマシーンにのって PUNPEE (10/4)
大注目されている今を体現するトラックメーカー/ラッパーの彼の、待望の1stアルバムからの1曲だ。RogerT-Painになぞったロボットボイスで、多くの人が一度は考えただろうもしもの世界を達観するように歌う。聴いていると悲しく虚しくも思うが、感動し涙がこぼれる。サビにあたるフックのメロディーがどうも、この曲に聞こえてしまう。いつこの曲が出来たか分からないが、今の音を自分の個性に落とし込んでいて脱帽。

 

 

 

 

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・かぜくすりりっく Negicco (10/11)
ヒャダイン×Negiccoの答えはこうだ!風薬CMのあるあるを本家の風薬CMで堂々とパロディした痛快作。YouTubeCMで流れるとき、いつもこれだけはスキップしないでついつい見入ってしまう。
意外にも両者の共演は初めてなのそうだ。アイドルにコミックソングを書かせれば右に出る者はいない前山田氏。ブームは過ぎ落ち着いてきてはいるものの作品の面白さは相変わらずで何よりだ。
Negicco
といえば前回記事にしそちらも読んでほしいが、彼女らもアイドル業界で圧倒的なスタイルを持ち続けている。

  

 

 

 

youtu.be・風に吹かれても 欅坂46 (10/25)

 

 

上半期トップアイドルソングが乃木坂なら、下半期は欅坂。坂道シリーズの妹分の彼女らの大胆な路線変更。それに応じた快作。歌詞も今までの反抗的なの(不協和音の平手さんの叫びを引用するなら、「僕は嫌だ!」みたいな叫びが多かった。卑屈なのも含めそれが魅力の一つかもしれなかったが。)から爽快というイメージに変わったことでプラスに働いたように思える。踊りたくなるという基準だったら文句なしだ。

さらに、まさかのこの坂道アイドル2曲ともレコード大賞に選ばれている()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ステップアップLOVE DAOKO×岡村靖幸 (10/18)

このブログを裏・岡村靖幸ブログとして活動しているので靖幸ちゃんを特別扱いなのだ。リリース順序が前後してしまうが、やっぱりこの歌が2017年振り返っても一番、泣いた。感動作だ。まさかの再評価ムーブメントでの後追いリスペクトアーティスト=DAOKOの猛アピールから誕生した名曲。ここ数年のあの絶好調ばりの岡村靖幸サウンドを見せつけた。アルバム「幸福」の音からまたさらに深化したFunknessは50代とは思えない。何回目の復活に、2度目の全盛期を迎えている岡村靖幸ちゃん。

 

さらにさらに、なんとさらなる嬉しい追い打ちをかけるかのように、Mステ出演を初めて果たしたのだ。

 

いやいや、何が起きたんだ!?どぉなっちゃってんだよ?階段も降りてきたし、タモさんと久々のご対面(タモさん、いいともで共演してたことを話してくれてて、泣いた)、音楽番組で生歌を聴かせ、ダンスもカッコよく決まった。

YouTubeに映像がなかったが、あれは事件だった。私は岡村ちゃんはフジテレビにしか出れないのかと今までは考えていた。というのも、いいともは過去に2回テレフォンショッキング、こじらせナイトもフジテレビであったからだ。他局は出演できないのかなとずっと思っていた。過去に色々あったから、テレビ局側がNOと言っていたんじゃんかいかと。しかし、そうではなかった。今回のMステ出演でその憶測が破られた。それもとても素晴らしい形で。色んなアーティストが影響を受けているということと共に、"シンガーソングライターダンサー"とVTR紹介されていたのがまた印象的だった。そんな感動を与えてくれた岡村ちゃんには感謝の気持ちでいっぱいだ。 (DAOKOさんにも感謝だ)

 

 

 

 

 

 

(最後に私ブログの振り返り。特にお気に入りの5本)

 

もしマイケルジャクソンが○○だったら……~YouTubeで繰り広げられる妄想劇場・支配人Trapson~

よりよい生活を  (今年1番聴いたアルバムは圧倒的にDrakeのMore Life)

私も愛したスパイ=007

"黒い"カートゥーン映画「The Story of O.J.」(邦題:ジェイボ) ~もういい年したJAY-Z~

ホシノでございま~す! ~星野源とサザエさんが繋がる理由~