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トーマの休日 ~Toman Holiday~

映画&音楽を中心に

マイケルと私

 

 

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今日8月29日は私が最も敬愛するMichael Jacksonの誕生日である。彼が星になってから8回目の誕生日だ。

昨日はそれを祝って、Spike Lee監督主催の"Brooklyn Loves Michael Jackson"というイベントもあった。毎年恒例なようで、昨日初めてそのパーティの様子をネットで視聴した。誰でも参加でき、参加費は無料、誰でもマイケルの音楽に触れてほしいというコンセプトだそうだ。数分間しかその様子を見ることができなかったが、多くの人で賑わっていて楽しそうだった。私も一緒に混ざって踊りたかった。

 

 

さて、今回の記事は「マイケルと私」について。随分と大袈裟なタイトルかつ内容であるが、ここで語っていきたい。以前の記事で私が岡村靖幸さんについて語ったときのようなのでご了承。

 

 

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一言で言えば、彼は私にとって《音楽宇宙のビッグバン》。

亡くなってからファンになった、亡くなった影響でファンになった私は、彼を中心として音楽を好きになった。初めてこそはMJのその華麗なダンスばかり釘付けだったが、徐々に歌・曲の方にも目を向け、深く聴き込んだ。同時進行で洋楽ロック・ポップスにも手を伸ばした。そうすると、マイケルの影響源に行き届きまた違った見方ができる。それが中学生から高校生にかけての私だった。そうか、こういう書き方をすると私の青春だったんだな、マイケル。

 大学に入ってから、さらに彼のルーツである"ブラックミュージック"にどっぷりと浸かった。Sam Cooke, Marvin Gaye, James Brown, Curtis MayfieldとクラシックからJanelle Monae, Kendrick Lamar, Drake, Rihannaなどの新しいのや日本を代表するSoulシンガー、鈴木雅之, 久保田利伸, Nao Yoshiokaなどまで聴きまくった。これでまたブラックミュージック視点のマイケルも浮かび上がって面白いのだ。

これが簡単に記した私の "マイケルと私" である。もっと深くまで切り込めるが、このブログではまた他の話題のときでもマイケルが出る予想なのでこの辺で。

 

最後に、私の好きなLive動画を1つ。HappyBirthday, Michael.

 

 Michael Jackson - The Way You Make Me Feel (30th Anniversary Celebration) - YouTube

 

 

コンプトンは何処だ?

 

 

 

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Straight Outta Compton - Official Global Trailer (Universal Pictures) HD - YouTube

 

去る5月の初めに、私は「Straight Outta Compton」を観た。80年代後半から90年代初頭にかけて活躍したHip Hopグループ N.W.A(Niggaz Wit Attitudesの略称)が結成から、(FBIをも敵に回すほど若者に支持され)米国音楽シーンの頂点に立ち、その後メンバーがバラバラになり、Eazy-Eの早すぎる死まで描いた音楽伝記映画。本国アメリカでは全米興行収入3週連続1位を獲得するなど、あのJBの伝記映画に続いて近年の音楽映画を代表する作品になった。だが、こちら日本では一部のhiphopファンや映画ファンの間でしか話題になってなかった印象。実際、私がこれを観た映画館も メジャーなTOHOとかではない、こじんまりとしたところであった。ここ最近話題沸騰中の「フリースタイルダンジョン」など日本hiphop人気の影響でもっと盛り上がっても良いのでは?と悔やまれる。6月3日にBlu-ray&DVDが発売されたので、未視聴の方はそちらをご覧になってほしい。

 

さて、この映画を観た直後に私が書いたメモに沿って語っていこう。

 

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1

ブラックミュージックの歴史においてHipHopもその重要事項の1つ。私は(何故か)HipHopを避けてきたが、このN.W.A.の伝記映画をきっかけにどんどんと聴いていこうと思う。

 

実際今でも聴いている数がしれているのでHip Hopファンと堂々と名乗れないが、この作品鑑賞の後で確実にHip Hopにも耳を傾けるようになった。

 

 

2

前半の山場、FBIに演奏禁止を指示されても尚歌った Fuck Tha Policeのライブ場面、あそこで泣けた。あとラストも、感極まる。
それもそうだが、ラップ下手だったイージーE兄貴の初レコーディング場面で、殆どの観客が笑っていた(笑)

 

3

NWAの曲は2曲しか知らなかったのだが、サンプリング元である、RoyAyersやPFunkの歌も挿入歌で掛かっていてテンション上がった。
また、ケンドリック・ラマーやエミネム、2パック、スヌープ・ドッグらによる言葉も映画に花を添える。

 

映画の内容に踏み込もう。前半は結成の裏側、名曲の誕生秘話などがトントン拍子で語られる。その際上記メモの通り、ParliamentのFlashlightやFunkadelicKnee DeepやRoy AyersのEverybody Loves The Sunshineといったサンプリング元として有名な曲も、彼らN.W.A.を代表する曲も流れる。

特筆すべきところは、やはり中盤のFuck Tha PoliceのLiveシーンだ。彼らの怒りやライブの熱狂が一体となった名シーン。FBIに連行される途中で、涙が出た。色んな感情が入り混じっていて説明しづらい。

 

 

4

人種問題は観てる我々も"辛い"と感じた。この問題が今も変わらず残っているのは本当に残念であるし、多くの人々が知るべきことだと思う。映画は訴えて、伝えて、なんぼ。

 

5

人種問題もそうだが、主に黒人に対する警官の暴力行為がずっと今も昔も変わらず行われ続けているのが本映画の伝えたいことの1つだったと思う。

 

我々日本人があれこれ言う立場ではないし大きなことは言えない。だが、それを知ろうとすることはできる。この映画でもJBの映画でもスパイク・リー作品でも知ることができる。時代背景を知り、映画や音楽を観たり聴いたりするのはさらに深みが増すのでは?と思う。

 

 

 

 

 

 

 

  

Where is "Compton"?

 

 

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https://vimeo.com/156180581?ref=em-share

 

 映画のエンドロールにて、色んな著名人が彼らに対してコメントをしている。これはグループが多くの人々に影響を与えた証拠だ。その中の1人、同じくコンプトン出身で今最も人気ラッパーの1人であるKendrick Lamarのコメントも収録されていた。名作「To Pimp A Butterfly」を昨年発表した若きアーティストだ。そのアルバムがグラミー賞にノミネートし、彼はステージで素晴らしいパフォーマンスをした。私も観たのだが、あれはグラミー史上1,2を争うほどの名ステージだと確信している。こちらも是非映画と一緒にご覧になってほしい。Liveの最後、ケンドリックの超絶高速ラップ(これが鳥肌もの!)の最後、上の写真、アフリカ大陸の中央に書かれたコンプトンの文字が浮かび上がる.....。

 

アフリカが俺らのコンプトン.....恐らくN.W.A.に対するトリビュートのメッセージでもあるし、彼らAfrican-Americanのルーツを改めて示しているようにも捉えられる。

常に彼らはアフリカを目指しアメリカで暮らしている。果たして彼らのルーツはアメリカなのかアフリカなのか、それが常にあるようだ。

近年の黒人アメリカ事情も甚だ遺憾なものである。まるでキング牧師マルコムX公民権運動の時代に戻ってしまったかのように、一進一退を続けている。Princeも「Baltimore」という名曲も発表して死に、Beyonceも新曲「Formation」のDanceで物議を醸した(FreedomでKendricと共演)。その延長線上でケンドリックが示したメッセージは今のアメリカに強く突き刺さっている。確実に。

 

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War is not the answer

 

 

発売から45周年、もうすぐ半世紀。

 

 

Marvin Gaye - What's Going On (2016 Duet Version /Audio) ft. BJ The Chicago Kid - YouTube

 

 

 

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ハピバ 靖幸!

 

 

 

君が大好きあの海辺よりも 大好き 甘いチョコよりも
こんなに大事なことはそうはないよ Oh
君が大好きあの星空より 大好き 赤いワインより
女の子のために今日は歌うよ

 

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岡村靖幸 だいすき - YouTube

 

お誕生日おめでとうございます。もう51歳なのですね。これからも ずっと「だいすき」 です。

 

 

 

 

 

 

一 衰えぬ魅力、永遠の青春 一

 

上に貼った雑なバースデーカード(?)は置いておくとして、ここで本日誕生日を迎えた岡村靖幸(尊敬の念を込めて"岡村さん"と呼んでしまう。)について私なりの思いを語りたい。

 

実は私が小学生ぐらいの頃から、父が車内で流すプレイリストの1曲に、上にURLを貼った「だいすき」があったのだ。その頃は何も知らず、所謂"お父さんの懐メロ"という認識であった。ただ、何回も聴いた あの可愛らしいアイドルな、ポップでキャッチーなメロディを忘れることは決してなかった。 次にその名前に触れるのは、高校生のときになってから。当時私がハマっていた(今も好きな)バンドの1つに、在日ファンクという邦楽ファンク集団がいる。彼らの代表曲、「爆弾こわい」に衝撃を受け、さらに私の中のFunkが爆発していた。そんなとき、この「爆弾こわい」にRemixバージョンがあることを知った。YouTubeの関連動画にあり、聴いてみるとこの曲のRemix担当が、あの岡村靖幸であったのだ。さらに、父親のCD棚の中を漁ってた私は(おそらく同時期に)、岡村靖幸のオリジナルアルバムを発見した。在日ファンクの例のように、近年の邦楽ファンクシーンに顔を出している!お父さんのCD棚からも出てきた!おまけに、アルバムカバーやリーフレットを見てみるとメチャクチャナルシストをかましている!何なんだこの人は!そんな風に最初は思った。今読んでくれているベイベ(岡村さんのファンの愛称)の方々も私と同じように感じたことだろう。それから父のそのCDを聴き始めて、私は彼の虜になっていった。

 

そんな私を夢中にさせた岡村さんは唯一無二の強烈な個性を持ち、かつ これほど好き嫌いが真っ向に分かれるアーティストではないのか。これぞ唯一無二といえるアーティストは彼しかいないのではと思ってしまうほどだ。

彼の顔は、申し訳ないが、ジャニーズやアイドルみたいにカッコいい方ではない。本人も、モテていたら今頃音楽やってないと発言している。そんなモテない自分を歌詞に乗せつつ、テレビやライブでは超ナルシストなアイドルとして振舞った。モテないのにアイドルなことをやる自意識過剰なアーティスト。"和製プリンス"と呼ばれたぐらい 殿下の影響下にあるものの、そういうパフォーマンスが彼の魅力だ。岡村さんがモテない奴らの代弁者なのだ。しかもそれが逆説的にカッコいい。恋愛、青春、性.....若者が敏感になる事柄を歌にして多くの共感を獲得してきた。これからも歌い続けてほしい。今も愛の才能について勉強中かもしれないが。

 

(いつもそうだが、)私の拙い文章はあくまで参考程度でお願いしたい。また、この記事を読んで岡村さんに興味を持ってくれたなら、嬉しいこと限りなしだ。上記リンクの名曲「だいすき」から飛び込んでほしい。

とにかく今は彼の誕生日を祝おう。彼は私の音楽宇宙を変えてくれた。岡村さんに出会えたことが私の幸福だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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Everybody is a star
I can feel it when you shine on me
I love you for who you are
Not the one you feel you need to be

 

 

 

Sly & The Family Stone - Everybody Is A Star - YouTube

 

 

本日から明日にかけて、ペルセウス座流星群が観れるようだ。そんな星の降る夜にぴったりなこの曲を紹介しよう。

Sly & The Family Stoneによる1969年発売、翌年ヒットしたシングルのB面曲(A面はスラップベースでご存知 Thank You)。柔らかいホーンセクションに包まれた温かいソウルサウンドが魅力的だ。誰もが輝ける存在なんだ、と歌うバンドの姿と、後の衰退する彼らの姿がコインの表と裏のように対照的に見えてしまう。ここでは星=恋人という訳し方も面白いだろう。素敵な名曲だ。

 

 

 

Funky Split!

 

 

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今回は黒人古典芸能のうち、あの"ムーンウォーク"に続いて有名、かつ、それでいてなかなかブログ記事にならないこの"split"(日本語訳:股割り)というパフォーマンスを熱く語ろうと思う。

 

 

 

知らない方のために説明。まず垂直に立った状態から両足を前後に開脚し、そのままストンと落ちる。続けて 床に落ちてから元の状態に戻すべく開脚した足を使って、体を立ち上がらせるという技である。

.....と説明したが実際私も書いていてよく分からないしこれを読んでいる人にも伝わらないだろう。よって1番頭に貼ったGIF画像を見てもらいたい。

 

 

James Brown & The Famous Flames - Night Train (T.A.M.I. Show) - YouTube

 

 

このNight Trainという曲の後半に登場する、派手に足を開脚しまた起き上がるパフォーマンスのことだ。これを発明したのは、実は明確には分かっていない。残っている映像としてはThe Nicholas Brothersというダンス兄弟が最古のパフォーマーということになっている。その当時はなかなか脚光を浴びなかったのか、余り世間には知られていない。しかし、発明者は誰であっても普及させた決定的な人物がいたのだ。それが御大 James Brownだ。

 

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ファンクの帝王、ビジネス界の1番の働き者、ミスターダイナマイト、ソウルブラザーNo.1...等々多くの異名をもつJB。黒人音楽もとい全てのポピュラーミュージックに与えた影響は限りない。"Funk"という、メロディを排除し曲構成が殆どリズムだけの音楽を作り出し、メロディがあっての音楽、というヨーロッパのクラシックからずっとあった音楽の概念をぶち壊した凄い偉人である。そんな彼のダンスの1つにこの股割りがあって、TVのSoulTrainやライブで踊って世の中に知らしめたのだ。

 

その後に続く方が沢山いる。

 

 

Sugar Shack

 

 

 

"Sugar Shack"- Marvin Gaye's "I want you" album cover art by Ernie Barnes (1976)f:id:Tohma-qn:20160718182727j:image

 

 

..... 40 years ago