トーマの休日 ~Toman Holiday~

映画&音楽を中心に

"詩"的お気に入り映画たち

 

 

裸の聖母が 君の行く道を照らすだろう。

燃えさかる蝶を使って

 

 

(生と死のカーニバル、"カーニバル"はホドロフスキー映画に共通するテーマの一つ。上の画像より映画の予告映像へ飛ぶ)

 

 

 

昨日の記事にて今年最後の投稿宣言をしたのだが、嘘をついてしまった。いやまだまだ書きたいこと、つまり自分が体感した伝えたいことがあった。

12月初めに私の大好きな映画監督の一人、そしてこのブログ本格的な文章第一弾として取り上げた"Don't think, feel!!"映画監督である、アレハンドロ・ホドロフスキー(Alexandro Jodorowsky)の新作を観に行ったのだ。

 

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2017年音楽の旅

 

 

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(大袈裟。)

 

 

 

 

レコ大やグラミーといった音楽賞レースの候補やノミネートが決まり、流行語大賞も「忖度」と「インスタ映え」に決まり、確かに流行った言葉だなぁと実感する12月。どうも皆様、お久し振りで御座います。記事の更新が遅れ、あんなことやこんなことも書きたかったのだが、後回しにしようとしたら年末に(しかも、その空白期間に、あの大事件)。いっそここで年末特大号としてまとめて全部書いてみようと思い、これが2017年ラスト記事になる(だろう?)ことを決めた。

昨年は数少ない私が聴いたアルバムたちから、これまた数少ない6枚を選んで紹介してみた。今見ると、私の力不足を感じるし無理して今年のアルバムを選ぶなんてとも思う。以降全然聴いていないアルバムもある。それに過去の膨大な音楽を聴くことも引き続き続けたいとも思っている(例えば、今年初めて細野晴臣氏を意識するようになって「はらいそ」を聴いてみた。私の大好きな名盤になる)
毎年多くの音楽マニアがその年のアルバムを選んで紹介するのが恒例だ。しかし、上記のような状況なので今年のこのブログでは、アルバム単位ではなく、曲単位で2017年を振り返ってみようと思う。その方がこのサイトに入ってきた様々な閲覧者に、音楽の魅力を即時に伝えられると考えたのだ。
それでは、あんな曲やこんな曲、名唱や珍曲もござりの2017年音楽振り返りブログ、行ってみよう。

※なお紹介する曲は、曲名 歌手 (発表日付)という順番で表記し、曲同士の順位付けは行わなかった。

 

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【速報】 PartyNextDoor、新作EPをサプライズ発表!

 

 

 

soundcloud.com

 

 

 

 

PARTYNEXTDOORさん(@partynextdoor) • Instagram写真と動画

本日(2017/09/29 金曜日)、日付跨ったタイミングでPartyNextDoor氏の新作Extended Play 『Seven Days』が発表された。日本時間では恐らく今日の正午にリリースされたと思われる。Instagramにて1週間ほど前から告知はあり本来の意味であるサプライズリリースではないが、遂に新譜が到着した。

彼は今年に入ってからレーベル主のDrake先輩のように新作を連発している。まず2014年作『Colours』の続編である4曲入りEP『Colours 2』を6月の頭に発表。それから、"Break Me Down", "Put It On Silent", "Naked"等々の数曲をSoundCloud上で出したり(そして引っ込めたり)していた。そして、この9月の最終金曜日というプレミアムなフライデーにて今回また新たなEPがお披露目となった。(ところで、プレミアムフライデーって今どうなっているの?) さらに2017年を締めくくるような『Club Atlantis』なるアルバムを発売するとアナウンスされている……が、恐ろしいほどの多作ぶりだ。ワーカホリックにはならないように!

コンセプトとして、5日間で完成されたという前作『Colours 2』に引き続き、今作はタイトル通り1週間で制作されたようだ。多くの音楽制作者やプロデューサーが指摘するように、現行ミュージックシーンで要求されるのは「如何に早く作れるか」ということだが、彼はその言葉の通りに曲制作に没頭しているみたいだ。この傾向は先輩Drake兄貴は勿論のこと、今年アルバムを2枚連続で発表したアトランタの伊達男=Futureにもいえることだろう。2017年上半期ヒットした名曲Mask OffのVerseでも "Intermission, never take a break= 休憩? 俺にはそんなものいらないぜ "と宣言している。

 

 

youtu.be

 

www.bet.com

(このBET AwardsのKendrickとの共演も記憶に新しい。圧巻。)

 

 

 

 

 

 

脱線してしまったが、本題であるパーティーネクストドアの新作に迫ろうと思う。え?この人誰だって?しょうがないなぁ…というわけで彼についての簡単な紹介からまずは入ってみよう。

 

 

 

 

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RHYMESTERはアイドルがお好き(?)

 

 

 

 

 

9月6日に新アルバム『ダンサブル』をリリースした、キングオブステージこと"ライムスター"「昔より今の方が売れている」という宇多丸氏の言葉の通り、結成してから28年の歳月が経ってもなお、第一線で活躍し続けているジャパニーズ・ヒップホップグループだ。

今年4月から放映されていた「SRサイタマノラッパー~マイクの細道」の主題歌(タイトル="マイクの細道")を担当していて知った方も少なくないだろう。

(未だドラマ版は視聴できてないが、オリジナルである映画版は最高で、心を揺さぶられた。)

youtu.be

 

さぁ、ニューアルバム収録のこの"Future Is Born"も聴いてみると面白い。Netflix限定のドラマ "Get Down" に呼応してみせたようなサウンドや映像もありつつ、さらにひねってMigosに代表されるTrap要素も織り交ぜたり…。要するに、Bruno Mars的ともいえるクロスオーバーをここ日本でヒップホップとして展開しているのだ。(途中、挿入されるドラマパートは今風で痛快だ)

 

youtu.be

 

 

私はライムスターが大好きだ。日本語でヒップホップを表現する彼らのおかげで、日本語の面白さにも気づくことができたのだ。そして、長いキャリアを積んで人気も実力もある、本当に稀有な存在だと思っている。

 

ただ、彼らの場合はテレビやYouTubeで聴いてみて好きになったというパターンではない。それは、彼らのラップとアイドルソングが融合した多くのMash Up音源を聴いたからである。

 

 

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ホシノでございま~す! ~星野源とサザエさんが繋がる理由~

 

 

 

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遂に、出た…!

 

 

youtu.be

 

おげんさんこと星野源氏の新曲がもうすぐ発売される。タイトルは「Family Song」

詳しいことは下記URLから読める高橋芳朗氏の解説をチェックしていただきたい。今回は高橋氏の解説も踏まえつつ、この曲にまつわるエトセトラをどんどん紹介していく。

 

 

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納涼!アイドルソング

 

 

 

(この時期はやはり永井博氏の絵が欲しくなる、一家に一枚。)

 

 

7月が終わりに差し掛かり、さらに夏本番の8月の初め、暑さと戦う皆さまを応援するシーズン企画第2弾!好評につき(?)今年も昨年同様サマーソング特集をお送りする。今回は厳選3曲とし、どちらも今ノリにノッていると(勝手ながら)思う3組のアイドルを紹介し語っていこう。

では、早速で申し訳ないが、"アーティスト宣言"以降今勢いが徐々に戻りつつあるこのグループの新曲から。どうぞ!

 

 

 

 

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"黒い"カートゥーン映画「The Story of O.J.」(邦題:ジェイボ) ~もういい年したJAY-Z~

 

 

ヒップホップ業界を生き抜き進化する男は、やはり格が違う。

 

 

Light nigga, dark nigga, faux nigga, real nigga
Rich nigga, poor nigga, house nigga, field nigga
Still nigga, still nigga

 

肌の色が薄い奴、濃い奴 偽物の奴、モノホンな奴…

金持ちな奴、ひもじい奴 サミュエルな奴、フォックスな奴… (※映画「ジャンゴ 繋がれざる者」を観てほしい)

色んな奴らがいるけど、結局黒人だよ

 

youtu.be

 

 

O.J. like, "I'm not black, I'm O.J."
... Okay

 

O.J.曰く、「俺は黒人じゃない!O.J.シンプソンだ!」

…あっそ、勝手にしな

 

 

 

 

この記事冒頭の意訳が少々ぶっ飛んでいることは認めるが、この曲…このMVがぶっ飛んでいることは、読者の皆には認めてほしい。今年の下半期に突入し、いきなり最大級の衝撃を受けたこのJAY-Zの新曲、The Story of O.J.

この新曲が収録されているのが、先週の6/30に突如TIDAL限定公開されたJAY-Zの通算13枚目のアルバム「4:44」。

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