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トーマの休日 ~Toman Holiday~

映画&音楽を中心に

よりよい生活を

 

 

家族や友達とより有意義な時間を共に、よりよい生活を。

 

 

 

※More Life収録曲ではないが、Wizkidの新曲で相変わらずダンスホールをかましていたので。

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丁度今日で、Drakeによる新譜"Playlist"「More Life」がリリースされてから丸々1か月が経った。

幾度の発表延期を経て公開されたその内容とは、プレイリストと名付けられたように蓋を開けると多種多様なトラックの集合体だ。Hip Hopは勿論、R&B, Dancehall Reggae, Grime, Trap, Afrobeat などなどが目白押し。共演アーティストも現行ブラックミュージックの最前線にいるような人々ばかり。もはや、Black Avengers。ここ最近のドレイクの、貪欲に音楽を吸収する姿勢が表れたような出来になったのではと思う。それは曲ごとに変化するフィーチャリングアーティストとのバランスや、時代や場所に縛られないような膨大なサンプリング例が示している。共演者をフックアップするような歌割だったり、反対に自分を押していくような配置だったり。また、故モーリスホワイトに祈りを"捧げる"ようにサンプリングされたりフルートの音が心地良かったり。それにしても、ほぼ1年ペースで新譜を発表する彼の多作ぶりは、「次の殿下は俺だ!」如く、今は亡きPrinceを思わせる。別に意識はしていないだろうが。

 

前作「Views」で大々的に展開された暗く重い内省的な世界観も保ったまま、攻撃的な一面も見せつけた。近々2作「Views」「More Life」は今の私にとって日常生活を支えるサウンドトラックとなっている。Drake自身がこのプレイリストで掲げていたテーマ「日常に寄り添うような」音楽に、少なくとも私の中で、なったことは彼の目論見が達成されたことである。雨が多い春先は特に、「Views」のジャケ写のイメージからか、私は雨が降るたびにこの2枚を聴くようになった。気分もどんよりとさせる曇天や雨の景色にぴったり合う。

 

 

 

 

解説の方は下記のRO69さんの記事を読んでみるのが最適だと思う。

ro69.jp

 

ro69.jp

 

 

A Playlist By October Firm

 

More Life

 

 

 

 

 

もしマイケルジャクソンが○○だったら……~YouTubeで繰り広げられる妄想劇場・支配人Trapson~

 

 

 

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誰だ…こいつは…?

 

先日マイケル大好き芸人であるChris Brownにも取り上げられ、今世界中のMJファンを魅了している(?)のが、この人 Michael Trapson。

 

Trapson……本気なのか不真面目なのかはさておき、彼はYouTubeに挙げる動画で「もし天下のMJが今も生きていて、現在のブラックミュージックシーンに寄り添った楽曲をリリースしていたら…?」と"妄想"し、実際に本人になりきって歌い、踊る。

上記に貼った動画(「もしマイケルが"今風のラッパー"だったら?」……余談だが、マイケル自身Dangerous以降でヒップホップにも傾倒しているが決してラップを刻むことはなく、あくまで歌を重視し聴かせているので、絶対に有り得ない妄想パフォーマンスだろう笑)を見てもらえるとわかるが、歌自体"今風"のアレンジになっていて、Trapsonはマイケルを蘇らせている。彼の名前はMichael Jackson + Trap Music = Trapsonというように、マイケルも好きでトラップミュージックにも愛情を注いでいる。「MichaelもTrapも大好きだから、いっそのこと混ぜちゃおう!」それが彼の出発点だったであろう。

敬虔なMJファンならこの手のパロディは受け付けないと思うが、私はこれはこれでありなのではないかと思い始めている。私もMJファンなのに、最近はずっとYouTubeを開く度見てしまう。そして、見る回数を重ねるたびに彼がマイケルに似てきている、思いがけない中毒だ。

 

 

 

 

 

 

 

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確かに彼のYouTubeの動画群を鑑賞すると、音的にTrapを主軸にしマイケルネタを盛り込んでパロディソングを披露している。しかし、この「もしマイケルがヤクの常習者だったら…?」という(あり得ない!!)映像では、メロウ名曲"Human Nature"の原曲アレンジ通りの痛快パロディカバー"High"をキメている。♪Why,why~のコーラスを♪High,high~と替え歌。原曲がこんなにサイケに響いていたっけ?とオリジナルを引っ張り出して聴くこと間違いなし。一曲で二度おいしい、仕上がりとなっている。この曲のライブパフォーマンスではお馴染み、あの"間"も再現されていてニヤリとさせられる(!?) どうやらiTunesでも販売しているようだ(笑)

 

 

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Trapson氏は、もう一人のMJ大好き芸人(もう数え切れないほど沢山いるが)のChris Tuckerによるマイケルネタの映像化にも成功している。「もしMJがポン引きだったら…」(最低だ)。ファンなら爆笑必死。こんな感じで女の子に迫るのかな…にしてもティトの役割…

 

 

ここまでやってくれたらあとはこのまま突き進むしかないのではなかろう、Trapson。彼の今後の動向に注目が集まる。次の新作も楽しみにしている。

 

 

 

 

 

 

 

 

その”頭”の中は…?

 

 

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諸事情によりDVDで映画を観ることができなくなった。困った。もうどうしようもないほどの映画人間なので、映画が観れなければ生きてはいけない。そういうことだから、ここ最近はパブリックドメイン化したバスターキートン (Buster Keaton)氏の映画群を観ている。彼の映画は、古典中の古典映画で彼自身、世界の三大喜劇王の一人なのである。(ちびまる子ちゃんのナレーターでお馴染み、キートン山田は彼の名前から名付けた。)

この世の物理法則を無視し有り得ない現象を生み出し、かと言って論理的である彼の”笑い”は、彼のいつも無表情な顔と対照的である。映像に詰め込まれているのは、今観返すには馬鹿馬鹿しすぎる、度を越えた”笑い”なのだ。正直やりすぎである。その度を越えた”笑い”には彼の奇抜で大胆なアイデアが満載なのも事実である。あの場面はどうなっているのだろう?と思わずにはいられないだろう。映画をさらに不思議にさせるポーカーフェイスも彼の魅力なのだ。バスターキートン……常にその無表情な顔の裏でどんなことを考えていただろうか?

 

そんな彼の作品である「文化生活一週間(キートンのマイホーム) (One Week, 1920年公開)」という映画にてこんなシーンがあった。

 

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これはキートンの結婚生活を邪魔しにきた男が屋根から飛び出したときのカットだ(この私の文を読んでよく分からなければ是非とも映画を観てほしい(笑))。

あれれ?…これどっかで見たような、とコナン君もつい呟きそうであるが果たして…

 

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そうか!このカットはファンクのインスピレーション元になったのか!(以下Album - Artist 

Maggot Brain - Funkadelic 

Dare iz a Darkside - Redman 
New Amerykah Part One: 4th World War - Erykah Badu 

Awaken, My Love! - Childish Gambino

 

しかし、みんな"頭"埋めたがるのはどうしてかな、キートンの魔法かな。

 

 

 

Party Monster

 

かなり衝撃的な内容だったFalse Alarmに続き、「映画好きなんだなぁ」と思わせる、The Weeknd の新PVが公開された。注目はこのサイケデリックな映像。まるでグラインドハウス映画のよう。タランティーノもニヤリ(?)してしまうこと間違いなし。是非観てほしい。

 

The Weeknd - Party Monster - YouTube

 

 

Instagram

 

 

さてはて、つい最近本人のInstagramにてこんなものが投稿された。今回紹介したPVに登場する車種 スプリンタートレノのモチーフは頭文字Dにあるようだ。私、漫画の方はそこまで詳しくはない。だが、The Weekndは日本の漫画文化にも影響されていて、そのことが何とも感慨深い。彼のポップカルチャー知識は侮れない。

 

2016年を選ぶ!

 

 

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 (絶対こんな会話ないだろうシリーズ)

 

 

 

 

今年もあと1カ月を切り、時の早さに皆さん驚いていることだろうと思う。前回の記事…と言っても1カ月以上前のことだから誰も記憶してはないだろうが……で予告したブラックスプロイテーション映画特集第2弾はまた今度に書く予定だ。申し訳ない。

この師走の時期になると、もちろん私も含め映画好きの方々や音楽リスナーの方々が、今年発表された作品を総括してマイベストをまとめるので、ソワソワするのだ(本当だ)。

 

 Beyonce, Kanye West, Rihanna, Drake, The Weeknd, Bruno Mars, Kendrick Lamer, 宇多田ヒカル, Nao Yoshiokaら…の新作ラッシュだったり、David Bowie, Maurice White, Prince, Rod Temperton等々の偉人・巨星が亡くなったり。特に、殿下の死は多くのファンやミュージシャンに計り知れない影響を与えたことは間違いない。

そんな1年を音楽視点で振り返ってみると、近年のディスコ/ブギーの流れは相変わらず鳴り続けた。しかし、Drakeの"One Dance"やRihannaの"Work"のヒットから分かる通りダンスホール・レゲエが流行った年でもあった。

映画の話題もまた凄い。ファインディングドリー、ズートピア、シンゴジラ君の名は。デッドプールこの世界の片隅に……等々と強力なラインナップになった。今年中に全部観てみたいと思っているし、ここで語れたらいいなとつくづく思う。

 

 

前置きはこれぐらいにして、私の2016年ベスト作品を選ぶことにしよう。今回映画に関しては今年片手で数えられる程度しか観てないので割愛。その代わりに、音楽アルバムを6枚選んだ(順位なし)ので、是非参考に読んでもらえるとありがたい。

 

 

 

 

 

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 "Man About Town" - Mayer Hawthorne

 

 

まずは軽快なブギーで踊ろう。Justin Timberlakeと並ぶ、ネオ・ブルーアイドソウルの旗手の4枚目のオリジナルアルバム。ここ数年続くディスコ/ブギー・ムーブメントをさらに盛り上げていくような快作だ。演奏時間34分の尺の長さやメロウものファンキーものの組み合わせ・順番も素晴らしく、今年の初めによく聴いた。うん、これはノれる。

(MJの名作Off The Wall意識だろうなぁ……え、気のせい?)

 

 

 

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 "夢見心地" - サ上と中江

 

 

いまやフリースタイルダンジョンのモンスターで有名な、サ上ことサイプレス上野東京女子流のメンバーの1人である中江友梨の2人による青春ヒップホップユニット。彼らの1stにしてLast(?)アルバムである。ジャケットから感じる(De La Soulの名盤使い)、ヒップホップ全盛期90'sの匂いが全編を覆う、そして、またこれが良い。2人のそれぞれの個性がぶつかり合い、お互いを打ち消すことなく自然とトラックに乗せてラップする。…何というカッコよさだろうか。

 

 

 

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"Life on Earth" - Musiq Soulchild

 

 

これ以前の作品を全く聴いてないし、名義を変えて作品を出したこともあるという話しか知らないが、これは傑作だ。どの作品にも言えるが、事前情報なしで聴くことをオススメしたい。今風の打ち込みや生音が交互に演奏されて、MusiqのSoulfulな歌声が気持ち良く乗っかる。アルバム全体通して聴いても全く長いと感じさせないのは流石。お気に入りの曲がたっぷりだ(聴いてもらえると分かるが、EW&Fの"Can't Hide Love"、みんな大好きだな)。

 

 

 

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"サンキュー" - ズクナシ

 

 

日本にもSoul Musicはある!っと声に出して言いたい(日本語で)理由がここにある。

ズクナシ……Vocalの衣美さんが産休でバンド休止、その前に、ファンのみんなに感謝を込めて収められたこの怒涛のライブ盤を聴いてほしい。ソウルクラシックのカバーを随所に入れながら、ブラックミュージックへの愛を溢れさせたこのライブ音源は強烈だ。聴く者を圧倒すること間違いなし。私も一緒にこのソウルトレインに乗りたい。

 (タイトルのサンキューは産休(さんきゅう)で引っ掛けたのか?)

 

 

 

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"Coloring Book" - Chance the Rapper 

 

 

 今年の前半戦、衝撃的な新人だったらこの人では?

 ゴスペルベースに展開するトラックの数々、ラップもマシンガンの如く凄まじく、今年を代表する1枚だ。今後の活動に注目が集まる。そりゃあオバマ氏もハマるし、私もこの"3"キャップ(何という名前か分からない)欲しいよ。

 

 

 

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 "幸福" - 岡村靖幸

 

 

…やっぱりこの人(笑) 邦楽業界も超待望の通算7枚目。11,12年ぶりの新作アルバム⁉︎、その数字にも驚くが、やはりその内容にも驚いた。新時代だ。9曲というタイトな曲数である、しかし何回でもアルバムをLoopしてしまうのだ(ぶーしゃかではない)。私個人単位では、このアルバム発表が今年1番の嬉しい出来事だったし、今年1番よく聴いたのは言うまでもない。第二全盛期を迎える今、彼はどぉなっちゃってんだよ?

 

 

 

 

 

黒くて何が悪い!

 

 

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今月から、Bruno MarsもThe WeekndもR.KellyMary J. BligeJohn LegendAlicia KeysUsherも意外なところではAdrian Youngeも.....今新作発売告知をしていて、Soul/R&B界隈は賑わっている。どうもブラックミュージシャンはここ最近の傾向として年末に一気にババッと新作を出すことが多い。これにはGrammyのノミネート期間が理由だとか、冬場のクリスマスシーズンに合わせてだとか、色んな理由があるみたいだ。さらにThe Rolling Stonesの11年ぶりのアルバム(全編ブルースカバーとのこと)を出す予定だし、少し遡れば宇多田ヒカルの新作もあった訳で。あ!それもそうだが忘れてはいけないNao Yoshiokaさんの新作も絶賛好評中で見逃せない。ん?と思ったら、御大・岡村靖幸の新作ライブDVDもあるなぁ。嗚呼、多すぎる、私達消費者を悩ませるなぁ。え!?Chuck Berryも出すの!?

 

 

 

最近の音楽事情は置いておいて、本題に入ろう。始めの題名とイラストから示される通り、ごく少数のファンに愛されるこの"Blaxploitation Movie"の魅力について語っていこうと思う。

「ぶらっくすぷろいてーしょん?.....」と疑問に思われた方が多いのを承知で説明致す。ブラックスプロイテーション映画とは:Black+exploitationの合成語で、"黒人搾取映画"という直訳の通り黒人向けに作られた超低予算B級映画群のことを指す。1970年代始めから半ばにかけて流行し、あの007にも(?)少し影響を与えたジャンルである。歴史的背景としては、60から70年代に急速に発達したテレビの台頭で映画業界は苦戦を強いられていた。こうした状況を打破するために、制作会社は観客を呼び込むために大きなスクリーンに見合うような、大規模予算を使った大作映画を作り始める。これが商業的にヒットするのだが、大作映画を作るのにお金も人材も必要となるため、その間を埋めるような低予算映画を会社は欲していた。映画業界は当時映画館に行き始めた黒人たちを標的にした映画を作り出す。これがBlaxploitation Movie興隆の始まりである。Netflix限定配信の「Luke Cage」もこの70年代にマーベルコミックに登場したキャラクターの物語を実写化したものだ。"Neo Blaxploitation"と言われそうなこの作品をきっかけに、このマニアックな映画ジャンルにも注目されることを私は期待している。

 

 

では、何故私がこのジャンルにハマったのか?それはある1つの映画の予告編を観たからだ。

 

 Black Dynamite (Official Movie Trailer) - YouTube

 

 日本劇場未公開、未ソフト化、ニコニコ生放送にて1度日本語字幕版を放映したきり、ここ日本では中々お目にかかれない、映画「Black Dynamite」恐らくBlaxploitationものの再上映も滅多に見かけない分、この映画も今後上映されることはないだろう。

1970年代を舞台に、元CIAエージェントであった主人公ブラック・ダイナマイト(名前のインパクト)が、マフィアの抗争の中で死んだ弟のために悪いヤツらを片っ端からお得意のカンフーでボコボコにやっつける!ブラックの名前の通り〈ブラックユーモア〉たっぷりに、タブースレスレな乾いた笑いを盛り込み物語は進んでいく。全編、ブラックスプロイテーション映画にリスペクトした様式で2009年映画なのにあの頃に戻ったかのような映像は後追い世代でも充分楽しめる。是非観て欲しい!.....のだが、こう熱弁する私も実はちゃんと本編を観たことがない。その代わりに、YouTubeに残っている本編一部の動画とインターネットに載っている情報、それとニコニコ動画に挙がっている、アニメ版Black Dynamiteのシーズン1の日本語字幕版だけが頼りである。こちらアニメ版は映画の雰囲気を伝えるのに十分であり、Blaxploitationの感覚を知るのために1話でも観るのがオススメだろう。

またこの映画のサントラ盤を手掛けているのは、多くアーティストと手を組みレトロソウルを生み出す奇人Adrian Youngeである。この名前、始めの新作告知ミュージシャンの方に書いてたのだが、お気づきであったでしょうか。さらに、Adrianは先程申し上げた"Luke Cage"のサントラも制作しているのである。伏線を張った訳ではないが、繋がってしまった。

 

 

 Black Dynamite 01『ブラック・ダイナマイトVSパペット・ストリート』 by ダメな時のパトリック・フュジット アニメ/動画 - ニコニコ動画

 

 

もう無茶苦茶である(笑)

 次回はこのブラックスプロイテーションオマージュ映画Black Dynamiteのネタも交えて、まだ観てないのも交えつつ過去の名作(迷作?)を紹介しよう!ソイイイイッ!

 

 

 

 

異端者、3"匹"

 

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蝙蝠、猫、ペンギン.....

 

 

ゴッサム・シティに跳梁跋扈するサーカスギャング団。畸形ゆえ捨てられた過去を持つ首魁ペンギンは、表の世界に乗り出すべく自作自演で自らの商品価値を高めていく。それに協力するのは、野心溢れる実業家マックス・シュレック。彼は発電所に細工をし、市の生命線を握ろうとしていた。

そんな計画に気付いた内気な秘書セリーナをシュレックはビルから突き落とす。猫の魔力で甦った彼女はキャットウーマンとして街に繰り出すようになる。ペンギンの企み、シュレックの野望を阻止する為に、そしてセリーナに惹かれながらキャットウーマンと争うべくバットマンは今宵も闇を走る。

クリスマスを舞台に怪人たちのサーカスは幕を開けた。

 

Wikipediaより

 

 

 

バットマン、私大好きだ。アメコミヒーローの中でも1番好きだ。理由は何個かある。1つ目は超能力を持たない生身の人間であること(まぁ超がつくほど凄い人間ではあるが)。2つ目は、彼の暗い過去。幼い頃に両親を殺される話だ。3つ目は、多くの魅力的な敵の面白さ。ヴィラン(敵)でさえも、超能力を持っている者はそんなに多くないが、その代わりにそれぞれが持つ狂気が武器なのだ。

 

 

さて、何故私がこの「リターンズ」が好きなのか?

その前に前作を振り返ってみよう。前作「バットマン」はティムバートン監督によるゴシックな雰囲気とポップなイメージを見事に融合させ、この映画のメインヴィランであるジョーカー(ジャック・ニコルソン)を際出せてバットマンと死闘を繰り広げさせた。紛れもないバートン印の名作だ。

そして「リターンズ」の後に続くのが「フォーエバー」と「Mr.フリーズの逆襲」という映画たちだ。この2作、まるで1960年代のテレビドラマシリーズ、あるいは、シリアス路線に入る前のコミック版を彷彿させるようなよりコミカルなバットマン映画なのである。この後この旧シリーズは中断して、ブランクを空け、リブートとして復活したのがかの有名な「ダークナイト三部作」だ。

以上が、簡潔なバットマン映画の歴史である。(初作「バットマン」の前には2本ほど別のバットマン映画があるがこの記事の説明では省いた。) どのバットマン映画シリーズも好きなのだが、「ダークナイト三部作」以前の旧シリーズの中ではこの「リターンズ」がお気に入りだ。

 

大好きなその理由は主にたった一つだ。映画では、バットマンキャットウーマン、ペンギンの三者三様の感情が密に描かれている。それぞれ各々の狂気を持ち、哀しい過去を持っている。その結末は観客に不思議な余韻を残す。私がこの映画を強く推す理由はそこにある。もちろん前作以上にアクションは充実していて、暗いがファミリー向けとして成立している。それだけじゃなく、前作以上に面白くなったのは、そのストーリーの暗さ・深さとさらなる人物描写にある。登場人物全員に哀愁が漂っていて、魅力的な物語だ。

 

是非ご覧になって欲しい。

 

 

 

 

 

(来年で25周年みたい...知らなかった。)